ワーキングホリデー生活をホームステイからスタートさせる人は多いのではないでしょうか。
私も、オーストラリアでワーキングホリデーをした際は、ホームステイからスタートしました。
「ホストファミリーの夫婦とおじいちゃん、おばあちゃん、小学生の女の子、高校生の男の子」の計6名家族。皆さんとても親切で、絵に描いたようなホームステイ生活を送ることができました。
毎日こんな感じでした↓↓
食後はテレビを見ながらティータイム
休みの日は高校生の男の子と一緒に海にサーフィンをしに連れてってもらったり、家族で食事、ショッピング、ピクニック等に連れてってもらいました。
英語の分からないことろは何でも教えてくれました。
本当に絵に描いたような至れり尽くせりのホームステイでした。(^^)
しかし 私とは反対に、クラスメートはよくトラブルがあったようで、語学学校での授業も
集中できないと言っていた程でした。
結局、そのクラスメートは何の対策もできず、ずるずると3ヵ月のホームステイを終えてしまいました。
たしかに国も環境も違うので違うので、相手の考えや文化も理解するという事も必要です。
しかし、一番大きな目的である語学の勉強にも集中できないほどの大きなストレスを抱えたり、健康状態にも影響を及ぼすことがあっては、高額の費用を払って、意を決してスタートした貴重な留学やワーキングホリデーの時間が台無しになってしまいます。
ではいったい、ホームステイではどのようなトラブルが起こり得るのでしょうか。
私がワーキングホリデーをしていた時のクラスメートや友人がホームステイをしていた際の
実際に起こったトラブルを3つ下に挙げてますので、是非参考にして、トラブル対策に
役立ててほしいなと思います。
ホームステイ中のよくあるトラブルとは
ホームステイでよくあるトラブルを下に挙げてみました。
食事やホストファミリーとのトラブルなど様々です。
これから留学やワーキングホリデーに行きたいと考えている人は一度目を通しておくと、実際にホームステイトラブルが発生した際に対応がしやすいかもしれないですよ。
食事がまずい、合わない、少ないといった食事に関する
会話がない、ホームシック、馴染めない、子供がうざい/邪魔だと感じる
など数えられないほどのトラブル例があります。
どれも日本だとちょっとしたストレスで終わってしまいそうですが、初めての外国で且つ自分の家じゃないので、気疲れなども多い様子。
全ての例からすると、氷山の一角かもしれませんが、ホームステイ中よくあるトラブルの例を5つ下に書いてみました。
実際にあなたが留学やワーキングホリデーで、ホームステイをする予定なら、ぜひ一度目を通してみてくださいね。
事前に知っておくと、現地でも対応しやすいですよ。
ホームステイ食事のトラブルで激やせ!?
ホームステイで食事が合わないということはよく耳にします。
確かに国によっては、独特の香りや味付け、食材を使ったりして、味だけでなく、体にも合わなかったりします。
我慢を続けると体を壊すような可能性がある場合には、早めにホストファミリーに直接相談してみると、案外直ぐに改善してくれるかもしれません。
しかし私のクラスメートの場合は 更に驚愕のトラブルでした。
そのトラブルとは
信じられないかもしれませんが、ホームステイ先の夕食が長ネギ1本とかジャガイモ1個のような日が時々あったようで、更に週末は必ず マクドナルドというなかなかのものでした。
わたしのホームステイの場合は、毎日の食事はしっかり品数も量もありましたので、週明けには学校の友人に「また太ったんじゃない?」と良く言われていましたが、その友人は日に日に痩せ細っていました。
途中ホストファミリーを変更しようか迷っていまいしたが、なかなか言い出せず、結局食事は毎日自炊の様な形にしてやっていたそうです。
そのときは、エージェントに相談してホストファミリーへ注意してもらい、少しはマシになったようですが、ホストファミリーへの遠慮もあり、変更まではしなかったようです。
ホームステイ先の子供がうるさい・うざい
この友人のホストファミリーの家族構成は夫婦と10歳前後の子供2人の計4人家族
私の友人の話によると、家族はとても賑やかで毎日しっかり食事も出ていたし、楽しく、特に問題無く過ごしていたそうです。
しかしだんだん慣れてくると、子供たちが夜毎日友人の部屋に遊びに来て、暴れたり、髪を引っ張ったりして大騒ぎしていたそうです。
はじめは「楽しく遊びながら話すことも大事」とその子供たちと遊んであげたりしていたようですが、毎日続くと、結局自分のプライバシーや勉強に充てる時間も作れず、注意しても聞かず
とても悩んでいました。
この場合はホストファミリーに直接相談していたようですが、子供ですから、そう簡単に変わることも無いですし、友人も遠慮して結局最後まであきらめていたようです。
ホームステイ先の親子どうし喧嘩していて気まずい
これは意外に良く聞く話なのですが、ホストファミリーの夫婦の「仲が悪く、良く喧嘩をしていた」そうで、家に帰ること自体がとてもストレスになっていたそうです。
どのホストファミリーでも喧嘩ぐらいたまにあってもおかしくはないのですが、露骨にゲストの前で頻繁に喧嘩をされたり常に空気が重いと、とくに「気を使う」ことに長けていると言われる日本人なら直ぐに気疲れするかもしれません。
しかも良く喧嘩をすると言っても、ひとりひとりはとても良い人なので、なかなか面と向かって相談しにくいかもしれません。
家族内ですし、喧嘩するのは当然でしょうが、外国の家族と一緒に食事の団らんを過ごすという
もし毎日のように喧嘩されると、あなたの語学の勉強のみならず、
「家に帰りたくない」
「部屋から出たくない」
など、あなたのライフスタイルにも大きく影響してきますので、要注意です。
ホームステイでホストファミリーとのトラブル減らない理由!
ホームステイはビジネスの一環
まず、知っておきたいのは、ほとんどのホームステイはボランティアでは無いという事です。
住む部屋や、最低限の食事を提供してエージェントからいくらかの収入を得ています。
なので済む場所や夕食をゲストに提供すれば、それ以上に特にゲストに対して何もする必要は無いのです。
たしかに一般的には「外国人との交流が好きで、留学生に対して何かしてあげたい」という人も大勢いますが、中には「たまたま部屋が空いて勿体ないから食事つきで部屋を貸すだけ」という人もいます。
なのでいわゆる「広告」でみるような、「大家族がいつも優しく温く迎えてくれる」という安心は禁物です。言い過ぎに聞こえるかもしれませんが、いざホームステイが始まって気づいても遅い場合があるので、頭の片隅に置いていて、何かあった時に柔軟に対応してくれるエージェントを選ぶ必要があります。
ホームステイを提供する第一の目的はその収益であることが多いので、
「住む場所を提供してあげている」
ということで、既に「ホストファミリーとしての役割は果たしている」と割り切っているホストファミリーも多いのです。
ホストファミリーも人間
当然ですが、ホストファミリーも人間なので、ホームステイ中思わぬトラブルや喧嘩をなどがある場合も当然考えられます。
その時のゲストへの気遣いやモラルは流石にそのホストファミリー自身にかかっており、ゲスト側の事前の準備段階では防ぐことが難しいのも事実です。
ホームステイとのトラブル解決方法
ではどのようにすればホームステイのトラブルは防げるのでしょうか。
事前に防ぐ対策はあるのでしょうか。。
事前リクエストでの対策
留学やワーキング開始前の諸手続きや手配を全て第3者に任せているなら、ほとんどの場合、事前に会って自分で決めることはできません。
何か手段があるとすれば、留学やワーキングホリデーのエージェントを通してホームステイの申込をする際、リクエストを受け付ける場合が多いと思いますので、その際に希望する家族構成や食事、環境に関して、しっかりリクエストする事が大切です。
たとえば…
ペット:OK
家:一軒家
部屋:一人部屋
喫煙:不可
食事:アレルギー等は無し/夕食は普段家族一緒に取れた方が良い
のようなリクエストです。
エージェントよりアンケート用紙に記入するよう依頼されることがほとんどですが、事前に考えておくことも大事だと思います。
繰り返しにはなりますが、自分の目で見て決めるわけではないので、リクエストはしっかり手配先に伝えましょう。
因みに、上記の私のリクエスト理由は…
・家にいつでも誰かがいる確率も高く、普段からコミュニケーションを
取ったり相談をしやすい。
・食事に偏りが出にくい
・家が賑やかで楽しい
・子供や夫婦にトラブルがあるとおじいちゃんやおばあちゃんがいた方が
安心感がある。
です。
また、これはあくまでもリクエストですので、必ずしもあなたの要求が通るとは限らないことも心に留めておきましょう。
いずれにしても、できる限りリクエストしたほうが良いです。
斡旋業者の現地オフィスやサービスがあるかどうか事前に確認しておく
現地に支店かサポートオフィスがある
エージェントによっては現地のオフィスや支店があるエージェントと無いエージェントが
あります。 基本的に留学やワーキングホリデーは始まったあとは自己責任になるものの、
ホストファミリーとのトラブル等は対応してくれるところも多いので、
あると安心感が違います。
現地オフィスやサポートの有無についても、事前にその有無を確認しておきましょう。
万が一の場合ホストファミリーの変更が可能か確認
万が一の場合に備え、ホストファミリーが変更可能か事前確認しておきましょう。
あれば、現地ですぐ対応できるように、場所や電話番号等は、事前にチェックして
おくと良いでしょう。
・折角現地にオフィスがあっても ホストファミリーとのトラブル時、対応でき
なかったり、変更できない場合もあるので要注意
現地でホームステイ先を自分で探す
不安がある方で、既にある程度現地の言葉が話せる人は、現地で自分で見つけ、
ホストファミリーに実際に会ってから決めるというのも一つの方法です。
掲示板などで見つけた場合には手数料が発生しないので、通常エージェントで
申請するより安くなることが多いです。
なので、どうしてもお金を浮かせたいという人で、ある程度の語学力が既にある人にはとてもオススメです。
【注意】
・電話などで直接やり取りをする場面も出てくると思うので、ある程度の語学力が必要です。
・全て自己責任になるので、その後のホストファミリーとのトラブルは全て自分で解決
しなければなりません。
ホームステイのトラブル理由と解決策まとめ
如何でしたでしょうか。
ホームステイの際、その環境やホストファミリーが必ずしもがあなたにとって合うとは限りません。
予め、受け入れられる部分とそうでない部分を自分なりに考えておき、
また、上に挙げた事前確認もしっかり行う事でトラブルを減らすことが出来ますし、トラブルが起こっても対応できます。
トラブルが起こってからではどうしようもないことが多いので、しっかり事前準備しましょう。
・ホームステイでは、食事や家族同士の喧嘩など様々な問題が発生する。
・勉強にも集中できないほどの大きなストレスや、健康状態にも影響を及ぼすことがある。・ホームステイはボランティアでは無い。
・ホストファミリーに対して高すぎる期待は禁物。
・手配先のエージェント等に、事前にしっかりリクエストを伝える
・現地オフィスやサポートがあるかどうか事前に確認しておく。・渡航後、掲示板から探して、実際に会って、自分の目で見てから決める。
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