オーストラリアワーホリ費用相場は? 物価・アルバイト・保険まとめ

ワーホリ・留学
1980年に『ワーキングホリデー制度』が始まって以来、オーストラリアは常に英語圏人気BEST3の国に選ばれています。
多くの人がオーストラリアを選ぶ理由は以下のとおりです。
  • 物価がヨーロッパに比べて安い
  • アルバイトが見つけやすい
  • 治安が安定している
ただ安いと言うだけでなく、「アルバイトや仕事が探しやすい」「安全」というのもオーストラリアワーホリの大きな魅力ですよね!
わたしがオーストラリアでワーホリすると決めた理由もこれです。実際にトータルで約9カ月のアルバイトで、現地での生活費は全く困りませんでした
でも、渡航費用やビザなどの最低限度必要な費用や、万が一に備えての予備費用や保険も考えて一年間の予算を準備しないといけません。
へたに予算を削ってしまうと事故に巻き込まれたり、病気にかかってしまった場合、却って膨大な費用がかかってしまう恐れもあります。
また、「せっかく海外に来たのにお金が無くて何もできない」じゃあ、海外で一年という限られた時間を無駄にすることになってしまいます。
あらかじめオーストラリアのワーホリに必要な費用「物価」「アルバイトの相場」を知っておくと、出発までの準備金や時間の計画も立てやすくなるでしょう。

オーストラリアでワーホリ1年間の費用の内訳と相場

オーストラリアでワーキングホリデーをする際、出発前も含めて必要になる基本的な費用の目安をまとめたので、予算の参考にしてくださいね。
あくまで目安であるため、以下の条件を想定しています。

ワーホリ1年の場合の一般的な出費項目

  • 滞在国:オーストラリア
  • ワーホリ期間:1年
  • 語学学校:3ヵ月(入学費用、教材費込み)
  • 住む場所:ホームステイ3ヵ月、ルームシェア9カ月
  • 保険:海外旅行保険(日本で加入)
  • 航空券代:日本との往復のオープンチケット

 準備期間(渡航前)に必要な初期費用の相場内訳

  • 往復航空券:100,000円 ~ 150,000円  
  • ワーキングホリデービザ申請料:36,000
  • 語学学校授業料:300,000
  • ホームステイ (3ヵ月):250,000円  
  •  保険料  : \200,000
  • エージェント費用:100,000円 ~ 300,000円
  •  出発前合計:986,000 ~ 1236,000

現地で必要な費用内訳

  • アパートシェア(9か月):500,000円 ~ 700,000円  
  • 食費(12ヵ月):200,000円 ~ 300,000円 
  • 交通費(12ヵ月):100,000円 ~ 150,000円
  • おこづかい: 200,000 ~ 300,000 
  • 出発後合計:1000,000円 ~ 1450,000円 

オーストラリアで1年間ワーホリのトータル費用相場

上の、準備期間と渡航後現地で必要な費用を計算は以下のようになります。

準備期間 + 現地での予算=1,986,000円 ~ 2,686,000円

以上がオーストラリアでのワーホリ1年間で必要になる費用になります。

最低でも約200万円は必要になります。

「でも、現地でアルバイトをするから大丈夫じゃない?」

と思う人もいるかもしれませんが、初めて海外へ渡航して右も左もわからないのにアルバイトを直ぐに探せる人はほとんど皆無で、ある程度語学力があっても直ぐに仕事が見つかるとは限りません。

予算ギリギリで渡航してしまうと、右も左もわからないまま学校に通いながら現地の生活や食べ物に慣れることすらストレスに感じてしまう人も少なくありません。

もちろん、これから説明するように、節約することは可能ですが、あまりにも予算を抑えてしまうと、却って「せっかく出会った仲間と旅行に行けない」「現地でアルバイトを頑張り過ぎて学校に通う時間も無い」などのデメリットも考えられますので、余裕を持って予算設定をするようにしましょう。

オーストラリアの物価を見て生活費や予算の計画を立てよう

ここで、参考の為にオーストラリアの物価も見ておきましょう。

特に食べ物は人によって、好みや量に大きな違いがあります。

また、「外食が好き」か、「自分で自炊するのが好き」かでも、出費には大きな違いが出ると思いますので、予算を決める上で、食べ物の相場を知っておくのは意外に重要な項目です。

オーストラリアの食べ物や飲み物の値段相場(1ドル=90円)

食パン 1袋(約3斤分) 1ドル 90円
お米 1kg 3ドル 270円
じゃがいも 1kg 2ドル 180円
Lサイズ12個 3ドル 270円
牛肉 100g 1.6ドル 145円
鶏ムネ肉 100g 1ドル 85円
にんじん 100g 18セント 160円
玉ねぎ 1kg(約5個) 2ドル 180円
バナナ 1kg 2ドル 180円
チョコレート 200g 2.50ドル 225円
コーラ 600ml 3.75ドル 338円
牛乳 2L 2ドル 180円
ビール 1BOX(24缶) 43ドル 3,900円
コーラ(500ml) 1本 3.5ドル 350円

ハンバーガーの値段相場

オーストラリアのファーストフード店はマクドナルド、サブウェイ、バーガーキング、KFCなど色々とありますが、目安として一番安いマクドナルドのハンバーガーの値段は以下のような感じです。他のお店のハンバーガーやセットなら、日本円で1000円前後というのもありますので、良いものを食べようと思えばきりがないですね。> <

品目 単価(Ausドル) 単価(日本円)
ハンバーガー 1.65 150円
チーズバーガー 2.45 220円
ハンバーガーセット 5.55 500円
ハッピーミール 6.65 600円

オーストラリア公共交通機関の費用相場

タクシー初乗り 2.9ドル 261円
公共バス一区間 2.3ドル 207円

オーストラリアでのアルバイトの時給相場

これまでは、オーストラリアワーホリで必要なお金と物価について説明してきました。

準備期間から数えると、1850,000円必要なことがわかりました。

では1850,000円という費用をどれだけ減らす事ができるのでしょうか。

やっぱりワーホリの一番の魅力は勉強をしながら働くこともできることですよね。

もちろんお金を稼ぐことだけが目的ではありませんが、

現地でアルバイトができれば、生活費や旅行費を賄うことができますし、高い手数料を払ってインターンシップをするよりも、安くて且つ貴重な経験を積むことができます。

ではアルバイトをして、実際にいくらぐらい稼げるのでしょうか。

もちろんその職種や働く時間によって大きく変動すると思うので、項目ごとに給料平均をまとめたので、参考にしてみてくださいね。

オーストラリアアルバイトの時給平均

アルバイトAUSドル日本円
ジャパニーズレストラン15ドル1350円
ウェイター/ウェイトレス15ドル1350円
キッチンハンド15ドル1350円
カーウォッシュ15ドル1350円
マリンスポーツ12ドル1080円
ツアーガイド完全歩合給が多い
免税店販売員15ドル1350円
ツアーデスク15ドル1350円
お土産屋販売員15ドル1350円
ホテルスタッフ15ドル1350円
テーマパークスタッフ15ドル1350円
日本語教師15ドル1350円
フルーツピッキング17ドル1530円

これまでワーホリメーカーが築いてきたお陰で、現地では様々なアルバイトに就ける可能性があります。

実際にあなたの住む町にどんなアルバイトがあるのかにもよりますが、

ほとんどのアルバイト時給の平均が15ドル=1350円になります。

仮に1日に6時間働くとして、1か月20日働くとすると、

15ドル×6時間×20日で

1か月で稼げるアルバイト代1,800ドル=162,000円になります。

単純にこれを平均的な学校に通う期間(3ヵ月)以外の9カ月間働いたとすると、

ワーホリの1年間で稼げる平均金額は

1,800ドル×9ヵ月=16,200ドル

日本円に換算すると1,458,000円稼ぐことができます。

如何でしょうか。

「本当にこんなに稼げるの?」

「9か月も働いていたらせっかくのワーホリで何もできないよ」

「そんなに簡単に仕事が見つかるか心配」

と思う人もいるかもしれませんが、

この金額は決して高い金額ではありませんし、むしろアルバイトでもっと稼いでいる人も大勢います。

また、これまで世界中から多くのワーホリメーカーを受け入れいてきたオーストラリアなら語学学校や街中の掲示板、友人の紹介など、比較的アルバイトは見つけやすいと言えます。

私の場合はカーウォッシュで6ヶ月、ファームステイは2カ月、フルーツピッキングを1か月行い計9カ月間で150万円の収入がありました。

ファームステイは実際には給料は発生していないですが、毎日一日3食と部屋を提供してもらいましたので一か月5万円の収入として計算しています。><

オーストラリアワーホリのアルバイト年齢と期間の制限

ここで一点注意があります。

それは、ワーキングホリデーの労働制限です。

ワーキングホリデーは、協定を結んでいる国同士で、1年の間に、勉強をしても良し!働いても良し!観光をしても良し!遊んでも良し!と、言わば何でもありと言われる程のビザですが、あくまで『国家間の協定で定められた制限の範囲内で』と決まっているので、年齢制限と期間などの労働制限は守らなければなりません。

オーストラリアワーホリの年齢制限

年齢制限はビザを申請する際に申告しなければならないので、正しい年齢で申請し、ビザ審査が通れば特に問題ありません。

オーストラリアの年齢制限18歳~30歳ですね。^^

オーストラリアワーホリの労働期間

オーストラリアでのワーホリビザで注意しないといけないのは労働期間です。

オーストラリアのワーキングホリデービザでは労働の「時間」については特に制限はありませんが、労働「期間」は同じ雇用主の下で6ヶ月以内と定められています。

なので、例えば同じ日本食レストランで9カ月働くということはできません。

また、6ヶ月雇用終了後、1か月旅行などで期間が空いた後、同じ雇用主の下で再度働くこともできないので注意が必要です。

もし、日本食レストランでずっと働きたいとしても、6ヶ月以内で終了し、また別のお店を見つけるしか方法はありません。

「小さなお店ならバレないよ」と思う人もいるかもしれませんが、実際に地元の警察が突然お店に来て、抜き打ちで捜査するということもしばしばあるので、雇用主が「大丈夫」と言っても、ここは我慢して6ヶ月以内で契約を終了するようにしましょう。

もしバレた場合は日本への帰国を余儀なくされるだけでなく、とオーストラリアに戻って来れなくなる可能性も十分にあります

せっかく1年間の予算の計画を立てて頑張って働くのですから、その努力をムダにしないようにしましょう。^^

海外留学保険の費用節約方法公開!クレジットカードの付帯保険とは


「費用の相場」でも紹介したように、通常ワーホリ1年間の保険費用は約200,000円になります。

20万円って結構高額ですよね。。。

少々高額に感じる人も多いと思いますが、万が一ケガや盗難にあったり病気になった場合の為に、保険には必ず入ることをおすすめします。

 ワーホリで「保険に加入しない」はNG

たしかに保険はあくまで任意なので、保険に入っていないからといって、罰則を受けたり日本に帰されたりするということはありません。

実際に、保険に入らないワーホリメーカーもしばしばいたりします。

20万円あれば、オーストラリア国内旅行も楽しめますし、約2カ月間の生活費にも充てることが出来ます。

しかし、もし実際に事故や事件に巻き込まれてしまったらどうなるでしょうか。

手術や入院や緊急の交通費など、予想外な費用が重なってしまいます。

オーストラリアの治安は比較的安定していると言われていますが、災害や事件などに巻き込まれるという可能性はあります。

飛行機などの遅延補償や携行品盗難の補償などもあるので、「広い範囲で安心を買う」と捉えれば、保険は安心してやりたい事をやる為に必要不可欠な出費と考えた方が良いでしょう。

ワーホリで 保険節約方法はある?クレカの付帯保険とは

それでも年間20万円も保険費用は払いたくないという人は、

クレジットカードの付帯保険がおすすめです。。

「でもクレジットカードの付帯保険って3ヵ月しかないじゃない?」

と思われた人もいるかもしれません。

たしかにクレジットカードの付帯保険は、日本を出発前に航空チケットをそのクレジットカードで購入すると、出発日から起算して保険期間は90日間有効になります。

「90日を超えるとどうなる?」

もし、90日を超えたら、そのカードに付帯する保険期間は終了します。

しかし「利用付帯」保険のクレジットカードで、現地に居る間、再度、バスや電車、飛行機などの交通機関のチケットを決済すると、そこからさらに90日保険が適用になります。

12か月間海外保険に加入したい場合、計4回(3ヵ月に1回)利用付帯のクレジットカードで公共交通手段を決済しなければいけません。

詳しいクレジットカードの付帯保険については必ずしっかり説明を確認してくださいね。

上手くいけば、格安で12カ月間の保険に加入することができ、20万円を節約できまsね。^^ とてもおすすめですよ。

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